先日会社の人達とフットサルの試合をした。
小学生時代サッカー選手だということもあり、サッカーにはそこそこ
自信があったのである。アメフト時代に鍛えた足筋は健在!
いける!いけるぞっ!と思った。
人間とはたいしたもので、動いているうちに当時のスキルを思い出す
のである。小学生時代のあの栄光の日々をフラッシュバックさせながら
敵陣に向かうのであった。
しかし何であろう?
試合のこの緊張感!日頃仕事という別の緊張しか味わって無い為か
とても新鮮に感じるのである。
この悦な状態が私の脳内のノルアドレナリンを分泌させるのか?体が動く動く!
瞬く間に3点ゲット!「在りし日の栄光戻れり!」私の興奮指数はついにK点を
超えたのである。
悲劇が音も無く忍び寄ってきているのは気付こう筈も無い・・。
火事場の馬鹿力とはよく言ったもので人間が極度の興奮状態になると先に述べた
ノルアドレナリンが分泌されるらしい。人間の潜在能力を引き出す基である。
しかし、この分泌物人間には毒素であり、長時間分泌するとドラッグが如く
廃人になってしまうのである!その為、瞬間でしか作用しないのだ。
私の場合少し長く出すぎたのであろうか試合中のある瞬間左足に激痛が走った
のである。
音をたてて崩れ去る私の左足は天を仰ぎ一個の生物が如く蠢くのである。
そう、筋肉が痙攣しているのだ。
興奮の代償はあまりにも大きすぎた・・・。翌日医者にいくと靭帯炎症と診断された。
そこまでひどい怪我では無い為ほっとしたが、同時に歳を感じざるを得なかった。
歳を感じるようになったのはいつ頃からか・・・・?
相対性理論によると運動しているものに対して時間は遅く進むのだという。
では最近の私はどうか?
営業で動いているとはいえ学生時代ほどの運動量は決して無い。
なので社会人になってからの私は学生時代ほどの運動量が無い為、時間が
当時に比べ早く進んでいるのだ。
それでいくと最近妙に歳を感じるというのも合点がいくのである。
まぁ相対性理論というのは光速度での話しであって、日常の中での差はほとんど
ないのだが・・・。
今年が相対性理論が発表されて百周年ということもあり無理矢理引用させて
もらいました。偉大なるアインシュタイン先生。